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アストンマーティン ヴァンテージ
クラッチ滑り

・車種:ASTON MARTIN / Vantage 
・作業日:2020/09/02
・作業時間:8時間
・部品納期:3週間

佐賀市にお住まいのK様、ご入庫いただきありがとうございます。

滅多にお目にかかれないマニュアルトランスミッションの車両です。(ちょっと興奮気味です)お客様からのご紹介で預かることとなりました。

エンジンを始動してギアを入れても前進しないとのことで、レッカーでの入庫です。

早速、点検のためにクラッチの脱着を試みるのですが…V8エンジンのため、分解には苦労しました。

センターマフラーやキャタライザーを外した後、トランスミッションとデフが一体となったASMとトルクチューブ(ケースに入ったプロペラシャフトみたいなもの)を取り外し、クラッチを確認したところ、見事に摩耗して焼けていました。

お客様と相談したところ、クラッチディスクとカバープレートを交換し、フライホイールは研磨、走行距離が短いこともありクラッチレリーズは再使用することとなりました。

部品の発注は通常、ディーラーか部品商さんにお願いするのですが、高すぎてビックリ!個人輸入をされてる別のお客さまにお願いし、送料や関税を入れても2/3の価格で仕入れることができました。そのため、部品調達にお時間がかかりました。

組付け後、試運転で改善されたことを確認し納車となりました。


■職人のあとがき!
このⅤ8エンジンの始動音、たまらんね~。吠えるようなサウンドは何回も聞きたかぁ!

施工実績についてご紹介します

施工実績

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